Topics
【専攻科生が日本高専学会研究奨励賞を受賞】
2025/03/28
専攻科 電気電子情報工学専攻の安藤拓翔さん(本科出身)が「2024年度日本高専学会研究奨励賞(優秀賞)」を受賞し、坪井校長より賞状が手渡されました。
日本高専学会研究奨励賞は各高専に所属する学生の研究意欲向上および全国高専の発展のため、特に優れた研究活動を行ったと認められる専攻科生に対して授与されるもので、例年全国の高専から数名のみ受賞しています。安藤さんは、コンピュータと画像解析技術に関する研究に取り組み、筆頭著者として査読付き英語論文速報ICIC Express Letterへ採択されるなど、国内外共に成果を挙げていることが高く評価され、研究奨励賞に選ばれました。なお、本校からの研究奨励賞の受賞は2011年以来の2例目になります。
安藤さんはコンピュータと画像解析をターゲットに研究に取組み、特に、専攻科の特別研究では人間の表情を画像解析によって推定するシステムをハードウェア化するとともに、より消費電力の少ない処理方法を研究しています。指導教員の井上優良講師は「5年生からの3年間で複数の研究テーマに取組み、多大な成果を挙げたことは本人のたゆまぬ努力と研究に対する熱意が導いたものです。大学院進学後の活躍にも大いに期待しています。」とコメントしました。
参考URL:日本高専学会研究奨励賞


【学生らが電子情報通信学会講演奨励賞を受賞】
2025/03/28
本科5年の亀井大和さんと専攻科 電気電子情報工学専攻の森下詠心さん(本科出身)が「電子情報通信学会九州支部2024年度 学生会講演奨励賞」をそれぞれ受賞しました。
この賞は2024年9月に開催された電子情報通信学会九州支部学生会講演会で発表した者のうち、特に優秀とされた研究発表者に対して授与されるものです。今年は150件の研究発表の中から18名が選出され。その内の2名として受賞しています。大学生や大学院生も参加する中で臆することなく本校学生の研究力を強く発揮することができました。
発表タイトル
亀井 大和:motor imageryに関するデータの識別
森下 詠心:動く錯視による重量感の提示
参考URL:電子情報通信学会九州支部学生会講演奨励賞

【専攻科生が高専機構学生表彰を受賞】
2025/03/28
専攻科 電気電子情報工学専攻の安藤拓翔さん(本科出身)が「令和6年度高専機構学生表彰」を受賞し、坪井校長より賞状が手渡されました。
高専機構学生表彰は学業・研究、課外活動、社会活動等で顕著な業績を残し、国立高等専門学校全体の名誉を高めた学生に対して授与されるものです。安藤さんは、コンピュータと画像解析技術に関する研究に取り組み、筆頭著者として査読付き論文が採択されるなど、学内外共に成果を挙げていることが高く評価され、学生表彰に選ばれました。
(研究内容と業績)
安藤さんはコンピュータと画像解析をターゲットに研究に取組み、特に、効率的な小ねぎ調製のための小ねぎ分岐部検出アルゴリズムの開発に従事しました。この成果は農業情報学会が発刊する査読つき論文誌に掲載されるとともに、大分県及び県内企業と共同で進めている国庫プロジェクトのベースにもなるなど、社会課題の解決に向けて顕著な功績を残しています。また、安藤さんは本科5年生の頃より研究に邁進して本件の他に別の研究テーマにも取り組んでおり、査読付き国際学会発表1件、査読付き国際ワークショップ1件、査読付き英語論文速報1件、国内研究発表5件の実績を残すなど、比類なき成果を挙げて広く活躍しています。


【日本人間工学会九州・沖縄支部大会にて優秀発表賞を受賞】
2024/12/26
本科4年生 佐藤光河さんらの発表が、2024年11月に行われた「日本人間工学会九州・沖縄支部第45回大会」にて優秀発表賞を受賞しました。
本発表は、第5回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2024(DCON2024)において、全国3位に入賞した「睡眠不足の解消を目指すAI枕」のプロジェクトをさらに発展させた成果をまとめたものです。
発表演題:コンフォート指向の枕の開発におけるAIによる制御技術の開発
著者:佐藤光河、平川晴己、上平眞之介、瀬山大貴、重松康祐、野呂影勇(産業医科大学眼科・早稲田大学)

【九州管区警察局による出前講義】
2024/12/07
さる11月20日と27日の2週にわたり、九州管区警察局の出前講義を開催いたしました。参加した学生は、本科3年生36名であり、講師は、九州管区警察局、大分県警です。
本科4年生では、大分県警と協力してサイバーセキュリティのボランティアを行っており、3年生から4年生につながる講義でした。
内容は、サイバー空間における脅威に関する内容であり、警察やCSIRTの活動、スマートフォンの乗っ取りやトロイの木馬のデモンストレーションを1回目に講義し、2回目は削除されたデータの復元の実験やウイルス感染の体験を実習しました。
日常、身の回りに存在するが、あまり巧妙な仕組み故に気づきにくいウイルスの挙動や影響に対し、驚き、自分らの学習とその関連技術の重要性を再認識しました。



【パソコン甲子園2024本選出場】
2024/11/18
本科3年生3名がパソコン甲子園2024の本選に出場しました。本校からは初めての出場になります。
本大会では、GOALS/SDGsや地域の課題解決、ありとあらゆる『課題』に対して、『ゲーム仕立て』で課題解決を行うモバイルアプリの作成が求められ、本校学生は大分を舞台としたレースゲームを作成しました。
残念ながら入賞することはできませんでしたが、自分たちの専門分野で全国大会に出場したことは、普段の授業では得られない、とても大きな経験になりました。
■ パソコン甲子園2024(URL:https://pckoshien.u-aizu.ac.jp/)


【NHK総合「プロジェクトAI 若者が世界を救う!? Dコン2024」に出演!】
2024/07/10
NHK総合で放送される「プロジェクトAI 若者が世界を救う!? Dコン2024」(7月15日(月)11:00-11:45)に本校学生が出演予定です。
5月に東京で開催されたディープラーニングコンテスト2024にて、本校のチームSleep-New-Worldが「睡眠不足」の解消を目指すAI枕を開発し、見事3位に入賞いたしました。
番組の中では、Sleep-New-Worldが開発したAI枕について紹介されます。ぜひご覧ください。
放送日時:2024年7月15日 月曜 11:00 -11:45 NHK総合1
チーム名:Sleep-New-World
メンバー:情報工学科4年 佐藤 光河さん、瀬山 大貴さん、上平 眞之介さん、平川 晴己さん
■NHK番組紹介(URL:https://www.nhk.jp/p/ts/B4YGZGPNNW/)
【サイバー防犯ボランティア委嘱式】
2024/06/06
本年度も「サイバー防犯ボランティア」の活動がスタートしました。情報工学科の4年生46名が新たに大分県警本部から活動を委嘱され、今年で6年目を迎えます。
5月29日に委嘱式が行われ、代表として本科4年の田中里緒さんが大分県警から委嘱状を受け取りました。また、同4年の前田航輝さんが決意表明を行いました。
委嘱式の後第一回目のサイバー防犯ボランティア活動が行われ、具体的な活動方法や注意点について、株式会社ラックの七條様からレクチャーを受けました。学生たちは、この講義を受けた後、実際にインターネット上の不審情報を発見し、インターネットホットラインセンター(IHC)へ報告しました。今後も継続してサイバー防犯ボランティア活動を行っていく予定です。
■OAB 大分ニュース: https://www.youtube.com/watch?v=BWzgTAvrKPc
■NHK 大分NEWS WEB: https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20240529/5070018549.html



【DCON2024,3位入賞!】
2024/05/21
2024年5月10日(金)および11日(土)に開催された第5回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2024(DCON2024)本選で、大分高専のチーム「Sleep-New-World」が企業評価額3億5千万円と評価され、見事3位に入賞しました。
DCONは、ディープラーニング技術を活用した事業プランを提案し、その企業評価額を競うコンテストです。一次審査、二次審査を通過した全国の11チームが本選に出場し、企業評価額は技術審査会と現役のVC(ベンチャーキャピタリスト)による最終プレゼンテーション審査を経て決定されました。
大分高専のチーム「Sleep-New-World」は、睡眠不足の解消を目指し、寝姿勢や個人に合わせて枕の高さを自動的に最適化するAI枕を開発しました。このプロジェクトは、ハードウェアとソフトウェアの高度な統合による独自のアイデアと高い技術力が評価されました。
チーム名:Sleep-New-World
メンバー:情報工学科4年 佐藤 光河さん,瀬山 大貴さん,上平 眞之介さん,平川 晴己さん
作品名 :「FAIP (Future Artificial Intelligence Pillow)」
作品概要:「睡眠不足」の解消を目指すAI枕
本選の様子は以下のYouTube等でアーカイブ配信されておりますので、是非ご覧ください。
https://dcon.ai/news/20240511001
本チームの成果は各種メディアで紹介されました。
■テレビ朝日 ANNews
https://www.youtube.com/watch?v=jahi03kN3ZY
■OBS ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=USgnQBWOB8o
■朝日新聞デジタル:睡眠不足の解消へ、高専生が「AI枕」開発 ディープラーニング活用
https://www.asahi.com/articles/ASS563R5GS56TPJB005M.html
■大分合同新聞:大分高専、全国ディープラーニングコンテストに出場へ 高さを自動調整するAI枕を制作
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2024/05/07/JDC2024042503018
【DCON2024出場決定!】
2024/04/26
第5回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2024(DCON2024)において,2度の予備審査を勝ち抜き,東京で開催される本選への出場が決まりました.
72チームがエントリーし,そのうち本選には本校を含めた11チームが出場します. 本コンテストは,ディープラーニングと呼ばれるAI技術を活用した事業プランを提案し,企業評価額を競うものです. 本チームは,睡眠不足の解消を目指すAI枕を提案しており,概要は以下の通りです.
チーム名:Sleep-New-World
メンバー:情報工学科4年 佐藤 光河さん,瀬山 大貴さん,上平 眞之介さん,平川 晴己さん
作品名 :「FAIP (Future Artificial Intelligence Pillow)」
作品概要:「睡眠不足」の解消を目指すAI枕
メンター:渋谷修太氏(フラー株式会社 代表取締役会長)
本選概要URL: https://dcon.ai/news/20240330001