アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
本校では,「人間性に溢れ国際感覚を備え,探求心,創造性,表現能力を有する技術者の養成」を教育目的としています。この教育目的に沿って,各課程での「養成すべき人材像」および各学年の入学者選抜に対する「求める入学者」などを定め,学生を広く募集します。
【準学士課程】
準学士課程では,次の2つを「養成すべき人材像」として定め,教育を行います。
- 5年間の一貫教育により,深い専門の学芸と,豊かな教養及び高度な専門技術を身につけた技術者
- 対象の本質を理解し分析する能力と,モデル化し総合する能力を備え,チームにあっては協調し互いに高め合うことのできる,専門基礎技術力と教養基礎力に裏打ちされた実践的技術者
【専攻科課程】
専攻科課程では,次の2つを「養成すべき人材像」として定め,教育を行います。
- 高度情報化社会における先端技術に対応しうる課題探求能力を身につけた独創的かつ創造的研究開発能力を有する人材
- 自ら方向性を定め学習し問題を発見して解析する力と問題を解決し自ら設計して新しいものを生み出す力を備え,高度な技術力と豊かな教養力に裏打ちされた創造的技術者
求める入学者
準学士課程では,次のような入学者を広く求めます。
A. 第1年次の入学者選抜で求める入学者
- 本校の学習・教育目標を達成する意欲のある人
- 総合的に学力の高い人
- 実験や「ものづくり」に興味のある人
- 数学基礎力のある人
B. 第4年次の編入学者選抜で求める入学者
- 本校の学習・教育目標を達成する意欲のある人
- 総合的に学力の高い人
- 実験や「ものづくり」に興味のある人
- 数学基礎力のある人
- 専門基礎力のある人
専攻科課程では,次のような入学者を広く求めます。
求める入学者
- 本校専攻科課程の学習・教育目標を達成する能力のある人
- 本校専攻科課程の学習・教育目標を達成するために必要な学習履歴があり,一般及び専門の基礎学力を有する人
入学者選抜の基本方針
A. 第1年次の入学者選抜
修学に必要な数学の科目を中心に,総合的な学力を有する人を,推薦入試選抜と学力入試選抜の二つの方法で選抜します 。
I 推薦入試選抜
在籍する学校の長が責任をもって推薦する生徒で,本校の勉学に必要な基礎力ならびに本校への適性を有し,入学が確約できる優秀で意欲的な生徒を選抜します。
II 学力入試選抜
修学に必要な数学の科目を中心に,本校の勉学に必要な総合的な学力ならびに本校への適性を有する優秀な人を選抜します。
選抜方法 | 試験内容および判定方法 |
推薦入試選抜 | 適性検査(国語・数学)・面接の結果及び出身学校長からの提出書類等に基づき総合判定により行います。 |
学力入試選抜 | 学力検査の成績及び出身学校長からの提出書類等に基づき総合判定により行います。
ただし,学力検査の数学の得点が全受験生の数学の平均点の60%に満たない者は合格とはしません。
- (1)学力検査は筆記試験とします。
- (2)出題する教科は,理科,英語,数学,国語及び社会の5教科(各100点満点)とします。
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B. 第4年次の編入学者選抜
次の(1)または(2)を満たす生徒で,出身学校長が本校の教育に適するものと認めて推薦する優秀で意欲的な人を選抜します。
- (1)高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者で下記の志望学科の同系条件を満たす者
- (2)受験年度の3月末日までに前号に該当する見込みの者
志望学科の同系条件:
志望学科は出身校における所属学科,あるいは出身校での教育内容と以下のような同系であること。
- 機械工学科…………機械科及び機械系の科
- 電気電子工学科……電気科,情報電子科,電子科,その他の工業系で電気・電子・情報系の科
- 情報工学科…………情報科,情報電子科,その他の工業系で情報・電気系の科
- 都市・環境工学科…土木科,農業土木科,造園土木科,建築科,建設科等
選抜方法 | 試験内容および判定方法 |
学力入試選抜 | 学力検査,調査書及び面接の結果等に基づき総合判定により行います。 |
専攻科課程
修学に必要な数学および各専攻に必要な専門科目を中心に,準学士の総合的な学力を有する人を,推薦入試選抜,学力入試選抜,社会人特別選抜 の三つの方法で選抜します 。
I 推薦入試選抜
下記の(I-1〜3)の条件を満たし,修学に必要な優秀な学力実績を有し,将来において工学系の専門技術者,研究者を目指す意欲的な学生を選抜します。
- (I-1) 受験年度の3月に高等専門学校を卒業見込みの者
- (I-2) 人格学力共に優秀かつ健康で,学校長に認められ推薦をされる者
- (I-3) 本校専攻科に入学する意思が強く,合格が内定した場合は入学を確約できる者
II 学力入試選抜
下記の出願資格(II-1〜6)の一つを満たし,修学に必要な基礎学力を有し,将来において工学系の専門技術者,研究者を目指す,勉学意欲を持つ優秀な人を選抜します。
出願資格:
- (II-1)高等専門学校を卒業した者,もしくは受験年度の3月に高等専門学校を卒業見込みの者
- (II-2)高等学校(中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部を含む。)の専攻科の課程を修了した者のうち学校教育法第58条の2(同法第70条第1項及び第82条において準用する場合を含む。)の規定により大学に編入学することができるもの
- (II-3)短期大学を卒業した者,もしくは受験年度の3月に短期大学を卒業見込みの者
- (II-4)専修学校の専門課程を修了した者のうち学校教育法第132条の規定により大学に編入学することができる者,もしくは受験年度の3月に専修学校を修了見込みの者
- (II-5)外国において,学校教育における14年の課程を修了した者,もしくは受験年度の3月に同課程を修了見込みの者
- (II-6)外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより,当該外国の学校教育における14年の課程を修了した者,もしくは受験年度の3月に同課程を修了見込みの者
III 社会人特別選抜
下記の出願資格を満たし,修学に必要な基礎学力を有し,専門技術者,工学研究者を目指す優秀で意欲的な社会人を選抜します。
出願資格:
出願時において企業等に1年以上在籍した経験があり,次の各号の一つに該当する社会人とする。
- (III-1)高等専門学校を卒業した者
- (III-2)高等学校(中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部を含む。)の専攻科の課程を修了した者のうち学校教育法第58条の2(同法第70条第1項及び第82条において準用する場合を含む。)の規定により大学に編入学することができるもの
- (III-3)短期大学を卒業した者
- (III-4)専修学校の専門課程を修了した者のうち学校教育法第132条の規定により大学に編入学することができる者
- (III-5)外国において,学校教育における14年の課程を修了した者
- (III-6)外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより,当該外国の学校教育における14年の課程を修了した者
選抜方法 | 試験内容および判定方法 |
推薦入試選抜 | 面接(専門科目等に関する口頭試問を含む)及び出願書類等に基づき総合判定により行います。 |
学力入試選抜 | 学力試験,面接(専門科目等に関する口頭試問を含む)及び出願書類等に基づき総合判定により行います。 |
社会人特別選抜 | 面接(専門科目等に関する口頭試問を含む)及び出願書類等に基づき総合判定により行います。 |