大分高専は、平成19年度に大分市、平成24年度に国東市及び大分県と包括連携協定を締結し、また、平成27年度に大分大学工学部と教育研究等交流・協力に関する協定を締結し、地域との連携を進めてまいりました。その活動の一環として、国東地域の国東(くにさき)七島藺(しちとうい)振興会からの要請により「国東七島藺全自動織機」の改良を手がけたことを機に、独立行政法人国立高等専門学校機構のプロジェクトに申請し採択され、平成26年度及び平成27年度の2年間、農学の素養を持った技術者の育成への取組みについて、都城高専及び鹿児島高専の3校合同で調査研究を行いました。
その調査研究結果を基に、文部科学省の平成29年度「“KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ」に「アグリエンジニアリング教育(研究)の導入」のテーマで申請し、採択されました。
平成29年度から、アグリエンジニアリング教育(研究)の導入について検討を開始し、併せて専攻科の前期授業で一関高専及び都城高専と協働で「農学概論」を開講しました。
また、専攻科のプロジェクト実験Ⅰにおいて、各専攻の学生が協力して、植物工場ユニットを構築し、自動栽培を行うPBL実験実習を導入しました。
大分高専には、農学関連の教員がいないため、県外の専門家に講師を依頼し、TV講義形式で授業を実施したところですが、様々な課題があり、これらの課題の解消に努め、アグリエンジニアリング教育(研究)を推進したいと考えております。