研究テーマ
【研究の概要】
情報化社会の進展とともに、個人が扱う情報量は増大し、また個人に関する情報も多くネットワーク上に蓄えられるようになりました。
便利な反面、最近では逆に、情報漏えい、データ改ざん、盗聴、詐取など、情報のセキュリティ(安全性)が問題になってきました。
個人認証を生体の情報で行う方法として,指紋や虹彩,顔認証などがあります.しかし,人工物によるなり済ましを完全に防ぐことはできません.
そこで,本研究室では、より安全な情報セキュリティ環境を構築するために,脳波を用いた個人認証と脳波による機器制御の研究開発を行っています。
【研究テーマ】
① 脳波インターフェイスによる機器制御と生体個人認証
② バイオメトリックス(生体認証)を用いたセキュリティシステムの開発
③ RFタグなどによる次世代ヒューマンインタフェース技術の研究
【応用分野】
・脳波インターフェイスによる重度身体障害者の義肢義足,機器制御
・高度なセキュリティが必要となる施設での脳波個人認証
・ネットワークや店舗などにおける個人認証システム