「七瀬川一次生産量調査」
七瀬川で一次生産量の調査を行いました!

平成21年8月18日(火)から20日(木)にかけて都市システム工学科環境工学(高見)研究室のメンバーで七瀬川の一次生産量調査を行いました。一次生産とは藻類や植物プランクトンが行う、光合成による有機物の生産のことです。この一次生産量を溶存酸素(DO)の変化量で調べ、生態系を把握する事を目的としています。今回は七瀬川の一定の区間にDOメーターと照度計を24時間設置しました。


18日(火)に下見をし、19日(水)にDOメーターと照度計を設置しました。設置場所の水深、流速、一次生産に関係する付着藻類を採取するなどの調査を行いました。水は少し濁っており、河床の礫まできれいに見えるほどではありませんでしたが、調査中には魚が群れをなして泳いでいる姿が多く見られ、七瀬川の豊かな生態系を体感することができました。
今後もこのような調査を続けデータを得ていくと共に、身近な河川の生態系を直に感じることができればと思います。


七瀬川霊山橋下流で
行いました。


山からの水が流れ込んでいます


一次生産量測定のため
DOメーターを設置中…


アユが付着藻類を食べた跡の
「はみあと(食み跡)」


流されないように重石と
明るさを量る照度計も設置!


DOメーターは河床から
20cmくらいの高さに設置


大分川漁協の調査同意書も
つけて設置完了!

 今回は上流と下流で
2台設置しました。

水深と流速も測ります。

一次生産者である河床の
付着藻類も採取!

上から見ても魚がたくさん
いるのがわかります…

ハゼ激写!かわいい…
 
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