「海外水環境調査(アメリカ合衆国ミネソタ州訪問)」
アメリカ合衆国、ミネソタ州で水環境調査を行いました

 教育GPプロジェクトの一環として、平成21年7月31日から8月5日まで、本校都市システム工学科の東野准教授が従来より共同研究を行ってきたアメリカ合衆国ミネソタ州にあるミネソタ大学(セントアンソニーフォールズ研究所)を訪問しました。 主たる目的は夏季におけるミネソタ洲の水環境(主として湖沼と湿原)の現況調査と、今後の水環境に関する研究に関する打ち合わせ、資料収集等です。今回の調査では、
(1)ミネアポリス市街地周辺の湖沼の現況
(2)ミネアポリス市街地周辺の湖沼の水環境と生態系に関する方策
(3)ミネアポリス・セントポール周辺の湿地の現況
(4)都市開発が周辺水環境や生態系に及ぼす影響
を中心に調査しました。
 ミネソタ大学セントアンソニーフォールズ研究所はミネアポリス市街地のミシシッピー川沿いに位置しています。その恵まれた立地条件を活かして市街地とその周辺の湖沼を調査し、写真撮影等を行いました。また、市街地だけでなく郊外へと足を伸ばし、湿原(湿地帯)の調査も実施しました。
 調査後、市街地周辺の湖沼と湿地帯の水環境の現況と問題点について、ミネソタ大学セントアンソニーフォールズ研究所のStefan教授と議論するとともに今後の水環境に関する研究の方向性について意見を交換しました。また、共同研究に向けて文献等の資料収集を行うことも出来ました。


ミネソタ大学セントアンソニー
フォールズ研究所


Calhoun湖より
ミネアポリス市街地を望む


Calhoun湖での藻類の増殖


市街地周辺の湿地帯


穏やかな風景が見られます


Stefan教授と東野准教授

 
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