●専攻科の位置づけ
専攻科は、右図のように,大学の3年生,4年生に相当します。
修了後は、国立大学大学院への進学や就職など幅広い進路選択が可能です。
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●専攻科の特徴
【実践的もの創り教育】
・プロジェクト実験T:チーム(機械,都市・環境,電気電子,情報の各出身者が協力)で、与えられた課題をクリアし、互いに性能を競い合う物づくりの科目です。
【充実した少人数教育】
・研究室のゼミ:教員1人に対して1〜4人程度学生で少人数で直接指導を受けることができます。
・国立大学の学費のほぼ半額以下で大学卒業資格が得られますので,経済的負担を少なくできます。
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プロジェクト実験T
製作した環境維持実験装置
プロジェクト実験T
栽培した大葉
研究室のゼミ
学会発表
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●入学金および授業料など
入学料 |
84,600円 |
前期・後期
授業料 |
各117,300 円(年額 234,600 円)
なお,在学中に授業料の改定が行われた場合には,改定時から新授業料が適用されます。 |
教科書等 |
50,000 円程度 |
・入学料免除
入学前1年以内に,入学する者の学資を主として負担している者(学資負担者)が死亡した場合,又は入学する者もしくは学資負担者が風水害等の災害を受けた場合など特別
な事情により入学料の納付が著しく困難である者に対しては,申請に基づき選考のうえ,入学料の全額又は半額を免除することがあります。
・授業料免除
経済的理由により授業料の納付が困難で学業優秀と認められる者に対して,申請に基づき選考のうえ,授業料の全額又は半額を免除することがあります。
・奨学金制度
日本学生支援機構の規定により,学資の支弁が困難と認められ,かつ,学業成績・人物ともに優れ健康である者に対し,本人の申請に基づき選考のうえ日本学生支援機構から貸与する制度があります。(詳細は学生課にお問合せください。)
● 学生寮
本校には,男子寮,女子寮があり,およそ 200人の学生が生活しています。専攻科の学生も,入寮希望申請に基づき,審査のうえ入寮が可能です。
● 2専攻の教育方針
21世紀の“環境の時代”を迎えて、環境問題に対応した機械システムや製造技術及び水圏環境、地盤環境、都市環境、防災システム、環境計画論等に関する幅広い知識が不可欠となっています。
機械・環境システム工学専攻は、本科課程で修得した基礎学力を基盤に、地球環境に関わる各種環境問題にも対応可能な学際的・融合的教育を行うとともに、機械システムと環境システムとの相互依存関係や高度な機械生産システムに深く関わる教育を展開することにより、より専門性に富み、相互に関連した高度技術社会における自己表現能力を育み、グローバルな視野に立った、構想カ、実現化能力を有した研究・開発型創造的技術者を養成することを目標としています。
また、本科卒業生等を対象とした社会人のためのリカレント教育を推進するとともに、本専攻科の教育研究の成果
として創出された様々な技術、新しい知見などを通して、地域社会との連携をより積極的に進めます。同時に、企業及び公的研究機関との研究者・学生の相互交流を図る中で、地域に潜在するシーズやニーズの開拓・掘り起こし等に大胆に取り組むことにより、地域社会に真に貢献する研究開発に努めます。
高度に情報化された技術社会が到来し、技術者には複雑なシステムに対応し得る高度な技術力が要求されています。特に、情報技術のわかる電気電子技術者、電気電子技術の分かる情報技術者に対する地域のニーズはますます高くなって来ています。さらにまた、急速な技術の進展と高度化に対応して広範な応用力を発揮することのできる技術者へのニーズも高まっています。
一方、社会の隅々に電気電子情報技術が浸透しているため、この分野の技術者には自然環境に対する深い理解と学際的視野が要求される時代となって来ています。
このような時代背景と社会からの要請を受けて、電気電子情報工学専攻は、本科課程で修得した基礎学力を基盤に、深い教養と広い視野を有し、高度情報化社会に対応し得る研究開発力と解析能力を持った創造的な電気電子技術者、情報技術者の育成を行います。
こうして、確かな基礎力に裏打ちされた質の高い人材を電気電子情報系のさまざまの分野に輩出し、新しい知見や技術の社会への還元を積極的に進めることを通
して、安定した高度技術社会の実現に貢献することを目標としています。
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