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 「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメントについてのご案内

平成22年10月12日

   

各 位

大分工業高等専門学校長 大 城  桂 作 


本校は、「人間性に溢れ国際感覚を備え、探究心、創造性、表現能力を有する技術者」を育成することを教育理念としております。


このような教育理念に基づき活動している本校に対し、日頃より幅広いご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。


さて、報道等で既にご存じのことと思いますが、来年度予算(平成23年度予算)編成にあたり、各省庁一律に予算を10%削減して財源を捻出し、マニフェストの実現や経済成長、雇用拡大、人材育成、国民生活の安定・安全に資する事業について別途「元気な日本復活特別枠」(以下「特別枠」という。)として予算要望し、政策コンテストを実施して予算を決定するという仕組みが決定されたところです。


政府は、「政策コンテスト」の前段階として「特別枠」に関する要望事業について、パブリックコメントを実施し、国民からの意見を広く募集しています。国民の関心の少ない事業については、「政策コンテスト」の対象から除外され、予算措置が講じられないことが危惧されております。


文部科学省は、特別枠に10事業を要望しており、国立高専に関連する事業も含まれております。例えば、耐震改修等の学校施設の整備を通じて学生等の安全の確保に資する「安全で質の高い学校施設の整備」、無利子奨学金の拡大や授業料減免等の学生の経済的支援体制の充実に資する『学習者の視点に立った総合的な支援及び「新しい公共」の担い手育成プログラム』等です。


仮に特別枠の予算の獲得ができなかった場合、例えば学生の授業料免除枠に関しては、現在行われている免除も含め財源がなくなることになります。本校の学生はもとより、高専進学に向けて勉学に励んでいる高校生等に与える影響は多大なものになります。


つきましては、これらの事情をご賢察いただき、下記を参考に「パブリックコメント」に対し皆様方の積極的な意見を提出されるようご案内申し上げます。
なお、意見書の提出等については、下記の内閣官房ホームページにアクセスしてください。