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学校長メッセージ「大分高専のホームページへようこそ」

本年5月1日より、新元号「令和」がスタートしました。気分も一新し、平和で安心して暮らせる令和の社会を実現できるように、私たち一人一人がそれぞれの立場で努めたいものです。また、今秋にはラグビーワールドカップの熱戦が、ここ大分市でも開催されます。海外を含む各地より多くの観光客が大分市を訪れ、例年以上の活気が街中に満ち溢れることと楽しみにしています。

さて、大分工業高等専門学校は、大分市の中心から近い明野の高台に位置しています。全国の国立高専51校のうち、数少ない県庁所在地に位置する学校です。本校は、5年間の一貫教育を通してわが国の工業の発展を支える実践的技術者の養成を目的として1963年に設立されました。これまで、卒業生は7,300余名に上ります。また、本科卒業後、更に2年間の専攻科課程が16年前に設置され、その修了生は360名に達しました。本校の卒業生ならびに専攻科修了生の多くが、技術者や研究者として産業界、学界、官界と幅広い分野で活躍し、わが国の産業・経済の発展に多大の貢献を果たしていることは誠に喜ばしい限りです。

本校は、現在、機械、電気電子、情報、都市・環境という修業年限5年の4学科と、さらに機械・環境システム、電気電子情報という修業年限2年の専攻科2専攻を有しています。本年度も、本科にカンボジアおよびマレーシアからの編入生を含む164名の新入生と22名の専攻科進学生が加わりました。経験豊富で優秀なわが校の教員と技術・事務の職員スタッフが一丸となって、学生たちの教育や学校生活面の指導や支援にあたっています。

本校が掲げる「愛の精神」の教育方針のもと、将来、さまざまな問題解決に立ち向かっていけるような発想の柔軟性や創造力、主体性などを身につけられるように、学生自らが主体性をもって先生方と対話し学習する“アクティブラーニングアワー”を毎週水曜日の午後に設けています。また、一般教養と各学科の専門基礎の教育を入学時よりしっかり教育すると同時に、地域の特性を考慮して、学科横断型の二つの教育プログラムを全校あげて取り組んでいます。わが国の農業の将来を高専での工学教育が支えるとの考えに立って、農工連携によるアグリエンジニアリング教育、災害に強い強靭なマインドと防災減災に役立つ各専門分野の基盤知識を兼ね備えた災害レジリエントマインド育成教育の二つです。いずれも、地域社会に貢献するとともに、前述したように自らが主体性をもって俯瞰的に物事を捉え、問題解決を図ることのできる能力を身につけることをめざしています。

一方で、本校では、体育系、文科系などの課外活動も活発に行われています。全国および九州沖縄地区で、各種のスポーツ、ロボット、プログラミング、英語プレゼンテーションなど、多くの種目に参加し活躍しています。特に、一昨年の第30回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2017において、栄えある“ロボコン大賞”を受賞したロボット研究部や、日本全国から回収して修理した足踏みミシンを東南アジア諸国の貧困層の人たちに寄付し、現地に出向いて修理指導のボランティア活動を長年にわたって継続している足踏みミシンボランティア部などは、本校の誇る課外活動の例です。

本校に入学した学生諸君が、充実した本校での学校生活を終え、優れた学力と総合的な人間力を高め逞しく成長し、社会に巣立っていけるように、本校の教職員一同、後援会や同窓会と密接に連携をとりながら誠心誠意取り組んでいく所存でありますので、よろしくお願い申し上げます。